鍵は出かけるときの必需品です。家や車の鍵はもちろん、職場のロッカーやデスクの鍵、スーツケースの鍵など、人によっては何個も持ち歩く人もいるのでは?薄く小さい形状なので、どうしてもカバンのなかで迷子になってしまいますよね。
そこで今回おすすめしたいのがキーケース。「財布だけじゃだめなの?」「なんだか持ち歩く荷物が増えそう」「そもそもキーケースって必要?」
そう思っている方にこそぜひ読んでいただきたい、キーケースの使い方や選び方についてご紹介します。
キーケースとは?
キーケースとは、鍵をフックやリングなどにまとめて収納できる道具です。鍵をレザーやナイロンといった素材で包んで保護するため、バッグのなかで他のものに引っかからず、スッと出し入れが可能です。複数の鍵をつけても、鍵同士がガチャガチャとぶつかって音を立てないのもポイントです。オフィスや夜中の玄関など音を立てたくない場所で鍵を出し入れするときに便利です。
キーケースの種類
キーケースには、フックにかけるタイプ、ネジに取り付けるタイプなど、さまざまな種類があります。違いを比べてみて、自分にぴったりのキーケースを探してみましょう。フック型
キーケースでも定番なのがフック型。キーケースを開くと、なかに小さなフックが数個並んでおり、1つのフックに1本の鍵を通します。フックの形状もさまざまですが、特に多いのは「ピンフック」や「カニカン」です。ピンフックは、ゼムクリップのような形状をしていて、指先で切れ目をグっと押し開き、そこに鍵穴を通して使います。 カニカンは漢字で「蟹鐶」と書きます。カニの手の形状に似ていることから、この名前がつけられています。小さなレバーがついており、そこを下に引くとフックが開く仕組みになっています。リング型
リング型は、大きめのリングに鍵を収納するタイプのキーケースです。リングの部分が二重構造になっており、簡単に外れない設計になっています。なかには、リング単体のシンプルな構造のキーケースもあり、こちらは「キーリング」と呼びます。チェーン型
内側にチェーンがついており、その先のリングやフックに鍵をとりつけるキーケースです。キーケースのファスナーやボタンを閉じていても、チェーンだけ外に出せるため、すぐに鍵を使いたいときに便利です。ネジ型
本体に設置されているネジを取り外してそこに鍵穴を通し、ネジを締めることで保管できるキーケースです。しっかりネジで固定されるため、落下の心配がありません。また商品によっては、ネジを好きな色やデザインにカスタマイズできます。スマートキー対応型
スマートキーとは、離れた場所から車のドアの開閉やエンジンの起動・停止ができるリモコンです。通常の鍵に比べると厚みと重さがあるため、キャパシティが広く頑丈なキーケースを選ぶ必要があります。最近はスマートキー専用のキーケースや、通常のキーケースにスマートキー専用のリングがついたタイプも登場しています。小銭入れ一体型
持ち歩く荷物を極力減らしたいミニマリストにおすすめしたいのが、小銭入れ一体型のキーケースです。鍵だけではなく小銭入れ、商品によってはカードを収納できるポケットもついているので、ちょっとしたお出かけはこのキーケース1つでスマートに完結します。
キーケースの選び方
キーケースを選ぶときは、素材、サイズ、デザイン、機能性、4つのポイントを重視しましょう。キーケースの選び方1.素材
キーケースは日常使いするものなので、素材にはこだわりたいですね。キーケースの素材は主に革が使われます。一口に革といっても、牛革(カウレザー)や馬革(ホースレザー)など種類はさまざまです。牛革(カウレザー)は強度と耐久性があるのが特徴です。
一方、馬革(ホースレザー)はなめらかで表面に艶があり、やわらかく扱いやすいのが特徴です。 手の油分が革に付着したり、紫外線に当たったりすることで、表面に塗られた油分が浸透し、色合いや質感が徐々に変化していきます。このような経年変化を楽しめるのが、革のキーケースを使う醍醐味です。
キーケースの選び方2.サイズ
鍵以外のものも一緒にしまって持ち運びたい方には、しっかり内容量のある「小銭入れ一体型キーケース」がおすすめです。サイズは大きくなりますが、財布や小銭入れを持つ必要がなくなります。
とにかく身軽でいたい方、スーツやジーンズなどのポケットに鍵をしまいたい方には、「キーリング」がおすすめです。
キーケースの選び方3.デザイン
財布やバッグ同様、キーケースもさまざまなデザインがあります。カジュアルやアウトドア、フォーマルなど利用シーンに合わせて、自分にぴったりなデザインのキーケースを探してみましょう。カジュアルな服装のとき、自転車やジョギングなどをするときには、ラフで気取らないデザインがおすすめです。水滴や汚れにも強いナイロン製のキーケースは、シンプルなTシャツやアウトドアウェアなどにもぴったり。色もカラフルで、落下防止用のカラビナやスプリングコードがついていることが多く、アクセサリー感覚で気軽に身に着けられます。
逆にフォーマルな場面で使いたいなら、革素材のキーケースがおすすめです。革表面の色合いや質感の違いは、気品ある大人な雰囲気を演出します。
キーケースの選び方4.機能性
鍵をスマートに出したいという方は、チェーン型やフック型のキーケースがおすすめです。また、しっかりと鍵を保護したい方は、本体の閉じ口がファスナーのキーケースがおすすめ。万が一、鍵を収納しているフックが破損していても、キーケースから飛び出ることなく安心です。
スマートキーを収納したい方は、電波遮断加工が施されているかも合わせてチェックしましょう。近年「リレーアタック法」で車上荒らしをするケースが多発しています。「リレーアタック法」は、一人がスマートキーを持っているターゲットのそばに近づき、もう一人が受信装置でスマートキーから発する電波を増幅させて、ターゲットの車を開ける手口です。
このような被害を避けるには、アルミ合金素材やスマートキーの電波を遮断する特殊な繊維が施されているキーケースが安心です。
CRAFSTOが提供するキーケースについて
キーケースの世界、いかがでしたか?普段使いのアイテムに、大切な誰かへのプレゼントに、ぜひ今回の記事を参考にして素敵なキーケースを探してみてください。ちなみに弊社でも本革製のキーケースを展開しています。
Bridle Leather ブライドルレザー キーケース
鍵を6つ収納できる、シンプルな3つ折りタイプのキーケースです。表面にはイギリスで14世紀から受け継がれる高級馬革「ブライドルレザー」を、内装にはイタリアを代表する老舗タンナー Lo Stivale社(ロスティバーレ)の最高品質「バケッタレザー ブルガロ」を使用。
使うたびに強い負荷のかかる折り目の箇所には、独自の補強が施されており、長く愛用いただけます。色は、ネイビー、黒、ダークブラウン、赤の4つからお選びいただけます。