数ある財布のなかでもポピュラーなのが長財布と二つ折り財布。新しく財布を購入するときに、長財布にするか二つ折り財布にするか悩む方も多いのではないでしょうか。今回は長財布と二つ折り財布のメリットやデメリットについてそれぞれご紹介します。
長財布のメリット
まずは長財布のメリットは、大きく以下の3つになります。
長持ちしやすい
一概にいえませんが、長財布は二つ折り財布に比べると長持ちしやすい傾向にあります。二つ折り財布は、小銭や紙幣を取り出すときに開閉を繰り返すため、財布が変形しやすくなります。さらに、二つ折り財布はパンツの後ろポケットにしまって持ち歩くケースが多く、パンツの布地と擦れたり、座ることで財布に体重がかかったりして、劣化を早めます。
その点、長財布はサイズが大きいため、カバンに入れて持ち歩くことが多く、長持ちしやすくなります。
紙幣を折らずにしまえる
紙幣を折ることなく、そのまま財布にしまえるため、出し入れがしやすいだけでなく、数えやすいです。また、お会計の際にも紙幣が曲がって浮き上がることがありません。
さらに、駐車場の精算機や飲食店の食券機などでも、折り目がないため紙幣をスムーズに入れられて、とてもストレスが少ないです。
収納力に優れている
長財布は、数ある財布のなかでも収納力はトップクラス。サイズが大きく収納ポケットも多いため、紙幣や小銭だけでなくカード類やレシート、領収書、クーポンなどさまざまなものを収納できます。特にカードホルダーの多さは長財布ならでは。なかには12~15枚ほどのカード類を収納できる長財布もあり、クレジットカードやポイントカードなどを多めに持ち歩きたい方に適しています。
▼こちらの記事も合わせてどうぞ▼
関連記事:レザー(革)製長財布の種類と選び方について【がま口・ギャルソン・かぶせ】
長財布のデメリット
一方で、長財布ならではのデメリットもあります。
大きくてかさばる
収納力は抜群ですが、サイズが大きくかさばってしまいます。また、長さがあるため、パンツのヒップポケットや小さいバッグに入れるのは難しいです。さらに、大きさだけではなく厚みが出やすいのも長財布の難点です。特にラウンドファスナー型は大きく開くため使いやすいものの、財布に厚みが出やすい構造になっています。
価格が高い
長財布はサイズの大きさゆえ、どうしても使う素材が多くなってしまいます。特にレザー素材の長財布は使う革の面が大きく、二つ折り財布と比較すると高価になりがちです。
二つ折り財布のメリット
続いて二つ折り財布のメリットをご紹介します。ポイントは2つです。
コンパクトで持ち運びしやすい
最大のメリットは、コンパクトで持ち運びがラクな点。長財布と比べるとおよそ半分の大きさで、ポケットや小さいバッグにもしまえます。手のひらにも収まるサイズのことが多く、手が小さい女性にも人気です。
価格が安い
一般的に、二つ折り財布のほうが素材を使う面が少ないため、長財布に比べて価格が安めです。購入のハードルが下がるため、利用シーンによって財布を使い分けたい方におすすめ。
▼こちらの記事も合わせてどうぞ▼
関連記事:二つ折り財布の魅力とは?選び方について【コンパクトで使いやすい
二つ折り財布のデメリット
では、二つ折り財布のデメリットはどんなところにあるでしょうか。
出し入れに手間がかかる
財布の構造上、紙幣は折られた状態で入っており、出し入れに手間がかかります。コンパクトさゆえに、長財布と比べると大きく開閉しないこともあり、小銭を取り出しにくい難点も。
お札が曲がる
二つ折り財布は、構造上どうしても紙幣を曲げて収納することになります。紙幣を詰め込みすぎると、財布本体が折りたためなくなるため、あまり大量に紙幣をしまえません。
収納力に劣る
長財布と比較すると、収納力は劣ります。財布本体を折りたたむことによって、スリムな形状を実現しているため、大きなポケットやカードホルダーなどを多く備えられません。
長財布と二つ折り財布、結局どっちが良い?
長財布と二つ折り財布、それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、どちらが自分に合っているか比べてみましょう。
収納力
収納力で選ぶなら長財布でしょう。長財布は、ポケットが多く配置されている製品が多く、ポイントカードやクーポン、レシートなど、さまざまなものを持ち歩けます。紙幣を入れるポケットも仕切られていることが多く、紙幣とレシート・領収書を分けて収納が可能です。
二つ折り財布は無理に中身を詰めると、財布が閉じなくなったり型崩れしたりしてしまいます。
コンパクトさ
コンパクトさを重視するなら、二つ折り財布がおすすめ。財布本体の大きさが長財布の約半分で、かつ財布本体がスリムな設計になっているため、かさばりません。普段小さめのバッグを持ち歩いている方は、長財布よりも二つ折り財布のほうが適しています。
取り出しやすさ
取り出しやすさで選ぶなら、長財布です。大きく開くため、紙幣から小銭、カードまで財布の中身を一度に見渡せます。どこに何があるのか一目瞭然で、会計の際も手間取りません。
価格
できるだけ財布の購入金額を抑えたい方は、二つ折り財布がおすすめ。同じブランド・同じシリーズで型違いの財布で比べると、長財布のほうが価格は高くなります。
耐久性
耐久性に関しては、正直そこまで差はありません。長財布と二つ折り財布では、傷みやすい部分が異なります。二つ折り財布は財布本体を折り曲げて持ち歩くため、折り目部分に負荷がかかり、しわや切れ目が起こりやすいです。
長財布は、かぶせ型の場合は二つ折り財布と同様に折り目部分が、ラウンドファスナーやL字ファスナー型ではファスナーが摩耗しやすいです。
なお、CRAFSTOでは、アニマルレザーシリーズ限定でCRAFSTOのアニマルレザーシリーズ限定ですが、「永年無償修理保証」しています。縫製箇所のほつれ、のり剥がれ、金具打ち直しなど、簡単な修理であれば無償で修理します。ただし、ファスナー破損や皮革の破れなど、通常の修理方法では難しい場合は、有料でのご対応になる場合がありますので、ご了承ください。
CRAFSTOが提供する長財布・二つ折り財布について
CRAFSTOでも、長財布や二つ折り財布の取り扱いを行っています。耐久性を必要とする馬具用革として開発されたブライドルレザーと、磨くほどに深いツヤを増すシェルコードバンの2種類でご用意しています。
長財布
6枚分のカードホルダーや4つのフリーポケット、札入れ側にもさらに4つのカードホルダーと、長財布ならではの収納力はそのままに、厚みを抑えた作りになっています。胸ポケットやヒップポケットにも難なく収まり、スマートに持ち歩けます。
Bridle Leather ブライドルレザー 長財布
二つ折り財布
二つ折り財布でありながら、収納力も兼ね備えたおすすめのアイテム。札入れには仕切りポケットがあり、種類ごとに紙幣を収納したり、レシートを保存できたりして便利です。4つのカードホルダーに加え、コインケースの裏の隠しポケットやフリーポケットなど収納力は抜群。
Bridle Leather ブライドルレザー 二つ折り財布