名刺交換のときにふと相手の目に触れる名刺入れ。名刺入れは、いうなれば”自分の顔”であり、第一印象に関わる大事なツールです。ボロボロだったり汚れていたりすると、相手にみっともない印象を与えてしまいます。本記事では、名刺入れの適切な交換時期と選び方について解説します。
名刺入れとは?カードケースの違いについて
名刺入れとよく比較されるのが、大きさや形状が似ているカードケースです。カードケースは、クレジットカートやポイントカード、運転免許証やマイナンバーカードなどのカード類を収納するケースです。
カードケースに名刺を入れても構いませんが、他のカードと一緒になってしまうと名刺を見つけるまでに時間がかかってしまいます。名刺は名刺入れに、その他カード類はカードケースにそれぞれ分けてしまうことをおすすめします。
名刺入れの寿命はどのくらい?買い替え時期について
名刺入れの寿命は、一般的には3年と言われていますが、名刺入れの素材や使い方によって変わります。特に名刺交換の多い人は、名刺の出し入れで名刺入れが摩耗して少しずつ傷んできます。
革素材では、経年変化がむしろ個性になるため、なかなか買い替えの判断が難しいですが、
- 型崩れしている
- 色落ちが激しい
- 繊維が毛羽立っている
このような状態になっている場合は、買い替えをおすすめします。
名刺入れの選び方
自分の印象を左右する名刺入れだからこそ、しっかりこだわった自分らしいデザインの名刺入れを選びたいですね。下記では、名刺入れの選び方のポイントについて解説しています。ぜひ参考にどうぞ。
デザイン・色
名刺入れを出す時間はほんの数秒ですが、その短時間で印象を残すためにも、名刺のデザインにはこだわりたいところです。黒や茶色などシックな定番カラーも良いですが、赤や青や黄色などビビットな色なら、名刺交換した人の目に止まるでしょうし、会話のネタになるかもしれません。
収納力
普段からあまり名刺交換をしない方、荷物を多く持ちたくない方は、10枚ほど入る薄型の名刺入れがおすすめです。
名刺交換をすることが多く、普段から多めに名刺を持ち歩きたい方には、底の部分に「マチ」が付いている名刺入れがおすすめ。複数ポケットがある名刺入れやジャバラ状に開く名刺入れであれば、一度に名刺を見渡せて便利です。
素材
プラスチックや金属製、木製の名刺入れも人気です。ビジネスやフォーマルシーンで根強い人気を誇るのは本革製の名刺入れです。
一口に本革といっても、牛革や馬革、羊革などさまざまな種類があります。強度があり手に入りやすい牛革も人気ですが、より革表面の美しさにこだわりたい方は馬革がおすすめです。なかでも人気が高いのが、「コードバン」です。「革のダイヤモンド」とも呼ばれるほどに希少で、美しい輝きを放ちます。
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防水・撥水・耐水
突然の雨で濡れてしまう、カバンの中でジュースをこぼして汚れてしまう……といったことも、防水・撥水・耐水の名刺入れなら大丈夫。大切な名刺を水や汚れから守りたいということであれば、ステンレス製の名刺入れがおすすめです。
CRAFSTOが提供する名刺入れ
CRAFSTOではシェルコードバンとブライドルレザー、計2種類の名刺入れを取り扱っています。名刺入れはいうなれば自分の分身。「初めまして」の大切なお供に、ぜひ自分らしい名刺入れを見つけてみてください。
Shell Cordovan シェルコードバン 名刺入れ
1905年にシカゴで創業して以来、美しい革を作り続けてきた老舗タンナー、Horween社(ホーウィン)社。このホーウィン社が商標登録している高級革「シェルコードバン」は、手作業で時間をかけてオイルを浸み込ませて作られます。
やわらかな触り心地と輝くようなツヤは、革のなかでも別格の存在といわれています。そのシェルコードバンを惜しみなく使ったのがこちらの名刺入れです。内側にはイタリアの老舗タンナー Lo Stivale(ロ・スティバーレ)社の「ブルガロ」を使っており、内側と外側でそれぞれ異なる美しさを楽しめます。
40枚以上の名刺を収納できる名刺入れと、10枚ほどを収納できる薄型タイプの2種類でご用意。
Bridle Leather ブライドルレザー 薄型名刺入れ
ブライドルレザーは英国で誕生し、もともとは馬具に使われていた馬革です。厚みがあり、力強い質感のブライドルレザーを用いた名刺入れは、人とは違う印象を求める方にぴったりです。内側には「ブルガロ」を使用。表面の力強いブライドルレザーと、キメ細かくなめらかなブルガロのコントラストは、使う人を魅了します。