財布の種類にも、ラウンドファスナー、L字ファスナー、かぶせ、二つ折りなど様々あります。この記事では、L字ファスナー財布にスポットを当てて解説していきたいと思います。
L字ファスナー財布とは?
名前の通りL字型のファスナーで開閉ができる財布です。L字ファスナー財布は、ワンアクションで開閉できるため、お金の取り出しやすさを重視する方に人気です。また、ファスナーを全部閉じると財布全体がスリムにまとまるので、かさばらない財布を好む方にもおすすめです。
L字ファスナー財布とラウンドファスナーの違い
ラウンドファスナーとは、財布を囲むようにコの字型にファスナーがついている財布のことです。L字ファスナーよりも開口部が大きく開くため、カード類やお札、レシートなどを多く収納できます。その反面、収納力があるがゆえに、財布自体が膨らんでかさばってしまうデメリットもあります。
パンツのヒップポケットに財布を入れる方や、スリムなバッグを持ち歩く方にはあまり向いていません。
L字ファスナー財布の種類
L字ファスナー型 長財布
折らずにお札をしまいたい方や、財布の中身が多い方には長財布がおすすめです。L字ファスナーの長財布は薄いタイプのものが多く、手が小さい方でも持ちやすく扱いやすいです。
L字ファスナー型 二つ折り財布
二つ折り財布の大きな利点は、財布を半分に折りたたんでコンパクトにまとめられること。広げると財布全面が見渡せて、お札の出し入れもしやすい構造になっています。
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L字ファスナー型 ミニ財布
財布には最低限のものだけ入れて、コンパクトに持ち歩きたい方におすすめ。 例えば、斜めがけのポシェットや、結婚式などで使うパーティーバッグ、浴衣のときに持つかごバッグなど、小さめのバッグにも楽に収納できます。お札も折って収納でき、ファスナーを開けるとすぐに取り出せます。
L字ファスナー型 小銭入れ
「お会計は電子マネーやICカード主体」というキャッシュレス派の方や、小銭だけ持ち歩きたい方には小銭入れがおすすめです。もともと小さくて薄い小銭入れにL字ファスナーがつくことで、開閉のしやすさがさらにアップ。必要な場面でサッと小銭を取りだせます。
L字ファスナー財布の選び方
L字ファスナー財布を選ぶときのポイントについて解説します。
素材
素材は、財布の印象を決める顔と言える部分の1つ。フォーマルなシーンで使いたい、エイジングを感じながら長く使いたいなら、革素材がおすすめ。また、革の種類によって印象や使い心地は大きく変わります。
例えば、財布でよく使われる素材である牛革と馬革。牛革は硬くて分厚いですが、その一方で馬革は、柔らかくて軽量です。
使う部位によっても革の性質は変わり、一味違ったエイジングや手触りが楽しめます。ひとえに、革と言っても奥が深い世界なのです。
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アウトドアやスポーツシーンでガシガシ使いたいなら、耐久性の高いポリエステル、耐水性の高いナイロンなどが適しているでしょう。
収納力・サイズ
収納力やサイズ選びも重要です。まず比べるポイントはマチの有無。同じL字ファスナー財布でも、マチの有無で薄さと収納力が大きく変わります。
また、パンツのヒップポケットにしまう習慣がある方は、入れても膨らまないサイズのものを選びましょう。
CRAFSTOが提供するL字ファスナー財布について
CRAFSTOでも、オリジナルのL字ファスナー財布を取り揃えています。
Bridle Leather ブライドルレザー L字ファスナー財布
片手に収まるコンパクトさが人気の、ブライドルレザー製、L字ファスナー財布。
小さいながらも、中は充実した収納スペースを完備。お札や小銭、カード類をしっかり収納できます。表面の白いロウが美しい牛革、ブライドルレザーを外側に使用しており、財布を持った手を美しく見せてくれます。
Shell Cordovan シェルコードバン L字ファスナー財布
オイルレザーならではのしっとりとしたツヤが魅力のシェルコードバンを使用。お札入れや小銭入れ、カード入れに加え、財布の左右最上部にフリーポケットも配置。紛失しがちなレシートや領収書をパッと入れておけるので便利です。機能性の高いコンパクト財布を求める方にぴったりです。
NEBRASKA ネブラスカ L字ファスナー財布
イタリアの限られた革職人のみが作る、バケッタシュリンクレザーのネブラスカを使用。シュリンクレザーの特徴であるやわらかさは、使うほど手にしっとりとやわらかくなじみます。使い勝手と素材の心地良さを兼ね備えたおすすめのアイテムです。